パンツ一丁のすすめ(旅の記録 ミャンマー編 その1)

こんにちは。「あなたの全てを受け容れるライフコーチ」Kuniです。

台湾から帰った後は、タイランドを経由してミャンマーラオスへ3週間ほど放浪していました。やっと日本へ帰ってきたので、旅での出来事を時系列に縛られずご紹介していければとおもいます。

 

ミャンマーというふしぎな国

タイはバンコクを経由して、ミャンマーの旧首都ヤンゴンへ。依然としてミャンマー最大の街です。街中ではロンジーと呼ばれる民族衣装を90%近くの人が着ています。日本では着物を着ている人はなかなか見かけないので、この辺りの感覚がだいぶ違っていますね。ちなみに走っている車の90%はトヨタ車です。

 

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シェラダゴンパゴダというミャンマー最大の仏塔。黄金に光り輝いてます。くもりだったのが少し残念。

 

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ガイドさんと記念撮影。膝を出したパンツでの参拝はNGなので、
ロングスカートのような民族衣装「ロンジー」を貸し出してくれます。有料で。

 

 

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9割トヨタ車の証拠写真を撮りたかったのですが、うまく撮れず。。
結果的に三菱とホンダが全面に出る形に。

 

郷にいりては郷に従ってみる

 自分へのお土産もかねて、ヤンゴンの中心にあるボージョーアウンサンマーケットでロンジーを買ってみる。
女の人はこんな気持ちでロングスカート履いてるのかなと思いつつ、自由な下半身を堪能。首都ヤンゴンから世界三大仏教遺跡であるバガンまで、約9時間のバス移動は、この楽なロンジー姿で行くことに。

 

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店の人と記念撮影。振り返ってみると相当いい値段で買わされたな。。後から少し後悔。。まぁ楽しかったのでヨシとします!
そして、ミャンマーの人はこの写真の左側の女の子ように独特な化粧をします。その名も「タナカ」。

 

バスの予約

 ヤンゴンのホテルで指定席を取ってくれる。JJ Expressというバス会社のこの路線の最高級ゆったりシートのバスを注文。

 インターネットで見た情報では18,000Kyat(約1,600円)。請求されたのは25,000Kyat(約2,200円)。値上がりしたのか、手数料取られているかわからないが、再確認すると手元の料金表をみせられる。日本円にすると大した差ではないので、そのまま支払うことに。物価が安い国だとこの辺りが楽ちんなところ。

 インフレ率10%/年とかなので、まぁそんなもんかと後から納得。

 

ミャンマーから日本へ、バスで帰りそうになる

 バスターミナルはヤンゴン市内の中心から離れている。タクシーで移動する以外のオプションはなく、そして確実に渋滞にはまる。ただ、初めて来る土地の様子はいくら観ていても飽きない。渋滞中の車に売りに来る物売りの様子を眺めながらのんびりバスターミナルに向かう。
 大きなバスターミナルはローカルな雰囲気が流れていた。日本で使っていたバスがそのままの塗装で並んでいる。近所にあるパゴダを見たり、トイレで歯を磨いたりして、夜行バスに備える。

 

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日本の中古バスが走ってます。ここまで堂々と書かれると、下呂温泉まで本当に直行するかもな。と思うがやっぱりそれは無理な話。

 

バスはあっても席があるとは限らない

乗り込む時には辺りはすっかり暗くなっていた。3列シートで広々快適そうなバスである。乗り込んで右側には「A1」「A2」と2列シート、左側には「A3」と書かれた1列シート。一番から前から後ろに向かって、A,B,C,,,と席が続いている。

私の席は「G3」。

「A3」「B3」,,,「F3」「非常ドア」「H3」,,,

 

そう「G3」だけ、きれいに無いのだ。さっそく乗務員に文句を言う。チケットを持って訝しげな表情を浮かべながら立ち去ろうとするあんちゃん。俺のチケット持ってどこ行くねん。慌てて後を追いかける。

 バス会社のカウンターに戻り再確認。どうやら「F3」とすべきところを「G3」と書き間違って切符を発行したらしい。まったくおっちょこちょいなんだから!

 

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「G3」のところには非常扉とその階段だけ。。。 やっと自分の席に座ったけど、なんだか燃え尽きた感。。。

 

安心したのも束の間、もうバスの出発時間である。新しいチケットをカウンターから奪い取り、今度はバスに猛ダッシュ。バスの前まで戻ってきて、今度こそほっとした瞬間、私のロングスカート(ロンジー)がハラリと音もなく足下に落ちる。

そう。パンツ一丁である。その場に立ち尽くす私。吹き出す周りのミャンマー人。

しゃーないやん。急いでてん。この長いスカートみたいなやつも今日初めて履いてん。。。

 

パンツ一丁のすすめ

新しいことをやるとパンツ一丁になることもある。それでも履いてみてよかった。ロンジーを履いている感覚も便利さも不便さも感じ取ることができた。また、ミャンマーという国の人がどのような感覚で過ごしているのか、一端を感じることができた。そして、自分で経験したことは、どうやったらもっとうまくできるのか周りの先輩の様子をよくよく観察する。つまり真剣度が増す。自分事になるからである。


新しい経験は、常に新しい感覚を自分にもたらしてくれる。やったことのないことをやるには勇気がいるが、たいてい死にはしないし、人前でパンツ一丁になるほど恥ずかしいことにもならない。まずはとっととやってみるのがいいよなと思うわけです。

 

「一回だけ」「お試しで」「5分だけ」

これらのワードが初挑戦へ背中を押ししてくれるはずです。

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コレは私じゃないけどね。

 

 

次のミャンマー編は、世界遺産級なのに却下された遺跡「バガン遺跡」での出会いについて書きたいなと思います。

 

ではまた〜

 

 

あなたの全てを受け容れるライフコーチ Kuni

 

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